ふるさと納税で家計を助ける返礼品5選|FPが高級食材より日用品を勧める理由
ふるさと納税の枠が残っているけれど、何を選べばいいか迷っている方は多いのではないでしょうか。年末の忙しさで後回しにしてしまっている方もいるかもしれません。
FPとして断言しますが、家計を楽にしたい、貯金を増やしたいと思っているなら、高級なお肉やカニを選んでいる場合ではありません。ふるさと納税の最適解は、地味で、かさばって、絶対に使う日用品です。
なぜFPは高級食材より日用品を勧めるのか
理由はシンプルで、固定費の削減(現金の節約)になるからです。
寄付額1万円で高級牛肉をもらった場合、確かに美味しいですが、ふるさと納税がなければスーパーで1万円の牛肉を買いますか。おそらく買いません。つまりこれは節約ではなく贅沢(レジャー費)です。
一方、寄付額1万円でトイレットペーパーや洗剤をもらった場合、これらはふるさと納税がなくてもドラッグストアで必ず買うものです。返礼品で賄えば、本来払うはずだった数千円の現金が手元に残ります。
この浮いた現金を教育費や新NISAの積立に回す。これがFPが勧める「資産形成としてのふるさと納税」です。
家計を助ける返礼品5ジャンル
1. お米(無洗米がベスト)
日本人の主食であり、家計のベースです。近年の米価格高騰により以前のような割安感は薄れていますが、それでも家計への貢献度は高いジャンルです。無洗米を選べば水道代と手間も節約できます。
寄付額1万〜1.5万円で5〜10kgが目安です。定期便を選べば保管場所の問題も解消されます。
2. トイレットペーパー・ティッシュ
絶対に使う消耗品の代表格です。かさばるため買い物の負担も大きく、返礼品で届けてもらえるメリットは価格以上にあります。寄付額1万円前後で、数ヶ月分をカバーできる量が届きます。
3. 洗剤・柔軟剤
毎日使う洗濯洗剤や食器用洗剤も、確実に消費する日用品です。大容量パックで届くことが多く、半年〜1年分をまとめて確保できます。ドラッグストアでの「重い荷物」からも解放されます。
4. 調味料・食用油
醤油、味噌、食用油などの基本調味料は、どの家庭でも必ず消費します。地方の品質の高い調味料が届くことが多く、普段より良いものを実質負担2000円で使えるのは大きなメリットです。
5. 子供用おむつ・日用消耗品
子育て家庭なら、おむつやおしりふきの返礼品は家計への直接貢献が最も大きいジャンルの一つです。毎月の固定支出を確実に減らせます。
寄付上限額を正確に把握する
ふるさと納税で最も重要なのは、自分の寄付上限額を正確に知ることです。上限を超えた分は純粋な寄付(自己負担)になります。
上限額は年収、家族構成、他の控除の状況で変わります。特に住宅ローン控除を使っている人は、ふるさと納税の上限額が下がる可能性があるため注意が必要です。控除の使い方と順番を理解した上で、シミュレーターで正確な上限額を確認してください。
各ふるさと納税サイトに無料のシミュレーターが用意されています。源泉徴収票を手元に用意して、年末までに必ず確認しましょう。
年末駆け込みの注意点
ふるさと納税は12月31日が締め切りですが、年末駆け込みにはいくつか注意点があります。
まず、決済が12月31日中に完了している必要があります。クレジットカード決済なら即時反映ですが、銀行振込の場合は着金日が翌年になると今年の控除に使えません。
また、ワンストップ特例制度を利用する場合は、翌年1月10日までに申請書を自治体に届ける必要があります。確定申告をする予定がない会社員は、この期限を忘れないでください。
返礼品の選び方のコツ
日用品を選ぶ際のポイントは3つあります。1つ目は「確実に使い切れる量か」です。大量に届いても保管場所がなければ困ります。2つ目は「定期便があるか」です。一度に届くと置き場所に困るため、分割配送を選べるなら活用しましょう。3つ目は「還元率」です。同じ寄付額でもらえる量は自治体によって異なるため、比較検討が大切です。
まとめ:ふるさと納税は「家計の味方」として使う
ふるさと納税の本質は、実質2000円の自己負担で日常の支出を減らせる制度です。高級食材で贅沢を楽しむのも一つの選択ですが、家計を本気で改善したいなら、日用品やお米を選んで浮いた現金を貯蓄や投資に回す方が合理的です。
税金の基本的な仕組みと家計管理を組み合わせれば、ふるさと納税の効果はさらに大きくなります。
ふるさと納税の活用に関する書籍も参考にしてください。日用品の購入は楽天市場のふるさと納税を利用すれば、楽天ポイントも同時に貯まるので二重にお得です。