ドラム式洗濯機は高いか|FPが「家事の時給」で元が取れるか計算した結果
毎日の洗濯作業に追われていませんか。洗って、干して、取り込んで、畳む。天気が悪ければさらにストレスが増えます。
ドラム式洗濯乾燥機はボタン一つで洗濯から乾燥まで完了し、「干す・取り込む」を不要にしてくれます。しかしネックは価格です。最新モデルで20万〜30万円、型落ちでも15万円前後します。
FPの視点で見ると、ドラム式洗濯機は単なる浪費ではなく、極めてリターンの高い投資です。この記事では「家事の時給」で換算し、本当に元が取れるのかを検証します。
なぜFPが家電を勧めるのか
FPが最も大切にしている資産は、実はお金ではなく時間です。お金は後から稼げますが、過ぎ去った時間は二度と戻りません。特に子育て中の時間は貴重です。
毎日やりたくない家事に費やしている時間を機械が代わりにやってくれれば、子供と向き合う時間、副業で収入を増やす時間、睡眠を確保する時間に変えられます。時短家電の購入は「自分の時間を買い戻す投資」です。
ドラム式が生み出す時間を計算する
縦型洗濯機を使っている家庭で、洗濯物を干す作業と取り込む作業にかかる時間を計算してみます。
干す作業に約15分、取り込む作業に約5分、合計で1日あたり約20分です。これを1年間(365日)続けると、20分×365日=7300分、つまり年間約120時間になります。
120時間は丸5日分に相当します。毎年5日間、ただ洗濯物を干して取り込むだけに費やしている計算です。
時給換算で投資回収を検証する
この120時間を金額に換算してみましょう。
| 時給の考え方 | 年間の価値 | 15万円の回収期間 |
|---|---|---|
| 最低賃金(約1,050円)で計算 | 約126,000円 | 約1.2年 |
| 副業時給(1,500円)で計算 | 約180,000円 | 約10ヶ月 |
| 会社員の時給(2,000円)で計算 | 約240,000円 | 約7.5ヶ月 |
最低賃金で計算しても約1.2年で元が取れます。副業や残業に充てられる時間と考えれば、1年以内に回収可能です。ドラム式洗濯機の寿命は7〜10年程度なので、残りの期間はすべて「利益」になります。
電気代・水道代の比較
「乾燥機能を使うと電気代が高くなるのでは」という心配もあるでしょう。実際のランニングコストを比較します。
ドラム式(ヒートポンプ式)の乾燥1回あたりの電気代は約40〜60円です。一方、コインランドリーの乾燥は1回200〜300円かかります。毎日使っても月の電気代増加は約1200〜1800円程度です。
水道代はドラム式の方が縦型より少ない傾向にあります。洗濯1回あたりの使用水量が約半分になるため、年間で数千円の節約効果があります。電気代の増加分と水道代の節約分はほぼ相殺されるか、むしろプラスになるケースもあります。
重要なのは、ヒーター式ではなくヒートポンプ式を選ぶことです。ヒートポンプ式は電気代がヒーター式の約3分の1で、衣類へのダメージも少なくなります。
購入タイミングの狙い方
ドラム式洗濯機は高額なだけに、購入タイミングで数万円の差が出ます。家計管理の観点から、以下のタイミングを狙うのが効果的です。
型落ちモデルの値下がり時期は、新モデル発売直後(9月〜11月頃)です。前年モデルが3〜5万円安くなることが珍しくありません。機能差はわずかなので、型落ちで十分です。
セール時期としては、Amazonプライムデー(7月)とブラックフライデー(11月)が狙い目です。楽天市場のスーパーSALEでポイント還元を含めれば、さらに実質価格を下げられます。
購入前の確認ポイント
ドラム式洗濯機は設置に注意が必要です。購入前に以下を必ず確認してください。
設置スペースとして、ドア開口幅が65cm以上あるか、搬入経路(玄関・廊下・階段)を本体が通れるか、排水口の位置が適切かの3点が重要です。容量は4〜5人家族なら11kg以上を選びましょう。
メーカーはパナソニック、日立、シャープが定評があります。価格だけでなく、乾燥方式(ヒートポンプ式推奨)と容量を基準に選んでください。
まとめ:ドラム式洗濯機はFP的に「買い」
ドラム式洗濯機の15万円は、年間120時間を生み出す投資です。最低賃金で計算しても1.2年で回収でき、残りの寿命期間はすべてプラスになります。「高い家電」ではなく「時間を生む資産」として検討してください。
浮いた時間で副業を始めれば、投資回収はさらに早まります。確定申告の知識があれば副業収入の税金対策もできますし、税金の基本的な仕組みを理解しておくことで、家計全体の最適化が進みます。
Amazonのドラム式洗濯機は価格変動が頻繁なので、定期的にチェックするのがおすすめです。楽天市場のポイント倍増デーを狙えばさらにお得に購入できます。